治療を担当する院長は、明海大学で口腔外科の博士号を取得しており、口腔外科分野の治療経験が豊富です。口腔外科では、お口の内側、外側、粘膜、あごの関節まで、お口の周りすべてが診療の対象となるため、顎関節症に関しても専門的な知識に裏づけされた治療技術を持っています。
特に、口が開きにくい、お口を開けると痛みが出るといった症状は、外科的な観点から治療を行い改善することができます。このような症状を感じている方は、ぜひご相談ください。
当院の顎関節治療では、まずは現在抱えているお悩みをしっかりお伺いした後、あごの状態を拝見し症状をしっかり把握します。
そして、筋肉反射テスト(キネオロジー)による診断を実施。診断後はどのような治療を行うのかわかりやすくご説明してから治療を開始いたします。疑問や不安がある場合はお気軽にお声がけください。
治療では、症状に合わせて顎関節の骨の位置の整復、噛み合わせの調整などを行っていきます。左右の顎関節のズレもしっかり診断し、Wチューブという道具を使って改善を促します。また、保険診療の範囲内で、あご周りの筋肉への負担を軽減するマウスピースを使った治療も可能です。関節円板という上下のあごの間にある組織の位置に異常がある場合、就寝時や起床時にマウスピースを使用していただく治療方法もあります。
このように当院では、顎関節症に関するさまざまな治療方法をご提案し、患者さまに合わせた治療を行っていきます。
顎関節症はあごだけの症状でなく、体のほかの部分にも影響することがあります。頭痛や肩こりなど、全身の症状を引き起こす場合もありますので、口を開けたときに音がする、あごが痛くて口を開けられないなどの症状がある方は、お早めにご相談ください。
器具やレントゲンで、あごの関節の状態や噛み合わせを検査します。
検査結果をご説明し、治療計画をご案内します。
治療計画にご納得いただけましたら、治療を開始します。
治療の効果が出ているかを評価します。必要に応じて治療計画を変更します。
STEP3~4を繰り返し、症状が改善したら終了です。